バスケの基本

親子で楽しむ初めてのバスケットボール。ボールに慣れることから始めよう!

バスケの基本

バスケットボールは、手でボールを扱いながら、さまざまな動きをするスポーツです。バスケ初心者の方は、何をどのように練習すればいいのかわからないという人が多いかもしれません。

パスもドリブルもシュートも、ボールを持った状態から始まります。いつでも正しいボールの持ち方ができるように心がけ、ボールに触れてみて、少しずつ慣れていきステップアップしていきましょう

ボールに触れてみよう。

まずはボールに触れ、馴染むこと。ボールを床に置いて、手のひらをボールにそっとのせてみましょう。手のひらをのせたら指を広げて体重をかけ、ボールの感触をしっかりと感じてみてください。

次に、ボールを持ち上げて、両手でゆっくりと触ってみましょう。これにより、ボールの形や重さに慣れることができます。慣れてきたら、両手の手のひら全体でボールを持ちます。次に肩の力を抜いて、少しひじを張って両手でボールをはさみ、左右から力を加えて押しあいこをしてみましょう。

次は、2人一組になって間にボールをはさみ、押しあいこをしてみましょう。押しあいこに慣れてきたらボールを両手で持ち、胸の前で構えてハンドリングをします。両手でボールを感じてみましょう。

ハンドリングしてみよう。

ボールの持ち方は、親指と小指をしっかり広げること。指の間隔が狭くならないようにしっかりと広げて、この上にボールを乗せていきます。その時、手のひらにはボールが乗ってない状況になります。手のひらとボールの間に指が一本程度入るぐらいのスペースがあるぐらいが良いです。

両手の指先でボールを挟み、弾くように右から左にハンドリングしていきます。そうする事で、指先のコントロールが次第に良くなっていきます!ハンドリングをする時は、手の平ではなく指先の腹でボールを弾くようにしてコントロールしていきます。

手のひらでボールをコントロールしようとすると、ドリブルが上手にコントロール出来なかったり、パスを上手に受け取れなかったりする原因にも繋がります。なので、指の腹でボールをコントロールする事がとても大事になってきます。

徐々にボールをコントロールできるようになったら、小さく早く動かしたり、大きくボールを移動させたり、目をつぶってボールをコントロールしてみたり、頭の上や足元、上下に移動させたり、左右に移動させたり、足を肩幅に開いて、両足の間を大きく丸く八の字を描くようにボールを動かしてみたりと、いろいろなバリエーションがあるのでやってみてください。

最初はボールを見ながら。次はボールを見ないで。目をつぶって。歩きながら。と、レベルをどんどん上げていきましょう。

お家では椅子に座ってやることもできるので、身近な練習にもなります。ぜひ、挑戦してみてください!

ボールを持って歩いてみよう。

ボールを持って、ゆっくり歩いてみましょう。ボールを片手で持ちながら歩くことで、ボールとの一体感を高めることができます。最初はゆっくりとしたスピードで、徐々に歩く速度を上げていくことをおすすめします。

たまに生徒さんから、もっと上手になりたいけど、どうしたらいいですか?と、尋ねられます。その質問にいつも同じように答えているのですが、『毎日10分で良いので、ハンドリングを続けてボールを触ってみてね~。その時は指先の感覚だけで、出来るだけボールを見ない事!』と教えています。

バスケットボールはボールを見ながらプレイをするのではなく、目を離してボールを見なくても、ボールを自由自在に扱えるようにならないといけません。他の競技でも同じですが、急になんでも上手にはなりません。そのための一歩がハンドリング練習を地道にコツコツとやる事です。

簡単なことからしっかりポイントを抑えて、先ずはボールに慣れること!ボールが自分の体の一部になるくらい、日頃からボールに触れて感じてみてください。片時もボールから離れない、寝る時も一緒!それぐらいボールと一心同体でいることが、バスケットボールが上達する1番の近道です。

何度も何度も練習を重ねることが大切!練習を通じてボールに慣れ親しみ、楽しみながらバスケットボールの基本的な技術を身につけていきましょう!

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