チェストパスの練習方法
ポイントは、パスを投げる方向へどちらか一方の足を踏
チェストパスを上手にするためには、以下のポイントに注意しまし
姿勢と体の向き
パスを出すときは、体を相手の方向に向けましょう。両手でボール
腕の動き
腕を振ることで、ボールにスピードを与えます。ただし、力み過ぎ
手首の使い方
パスを出す瞬間に手首をしっかりと使うことで、ボールの回転をコ
ターゲットへの集中
パスを出すときは、相手の胸の高さ、またはお腹に向けて正確に投げるようにしましょ
練習方法
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壁練習
壁の一点を狙い、フォームを一定にして繰り返す。 -
ペア練習
短い距離では鋭く、距離を伸ばしたら体全体を使う。 -
動きをまぜた練習
ドリブルからのストップ即パスやキャッチから瞬時の送球を組み合わせる。 -
試合を想定したトレーニング
スピードと正確さを両立させながら、リズム良く行う。
バスケットの試合では、強くて速いパスがとても役立ちます。そのためには、ボールを投げるときにしっかりとバックスピンをかけることが大事です。また、チェストパスは仲間が次のプレーをすぐに始められるように、相手の胸のあたりを目標にして投げるのが基本です。
二人で向かい合って練習するときは、ボールの通り道がずれないように気をつけながら、速くて強いパスを何度も繰り返します。リズムよく、毎回しっかり手首を使って投げると、とても良い練習になります。
よくある失敗と改善方法
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パスが浮いてしまう → 腰を落として体重移動をしっかり意識する
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スピード不足 → 腕任せではなく、下半身と腰を連動させる
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狙いがずれる → 相手の胸を目標に絞って集中する
また、指先で軽くボールを押し出す感覚をつかむことで、スピンが安定し軌道のブレが減ります。
体重移動と最後までのフォロースルーで改善!
練習中、なかなか速いパスが出せなかったり、遠くまでパスが届かずによく相手にパスカットされてしまって悩んでいる子がたまにいます。
その子にアドバイスとして私が伝えていることは、両足を軽く肩幅に開き、軸足を押さえ利き足を一歩前に踏み出します。その時に一番大事なことは、パスを出すときには、軸足からもう片足にしっかり体重を移動させながら前に踏み出すこと。そうすることで体重がしっかり乗りでボールに勢いがついてきます。
そして同時に両手の手首を体重を移動させながら外側(少し斜め下)に返してパスを出すと、ボールに逆回転がかかり安定します。回転がかかるようにするには、しっかり体重移動しながらボールが離れる瞬間に、人差し指がひっかかるように出せば回転がかかります。 これが強くて速いチェストパスの基本。
大事なのは、軸足から反対の足へ体重をしっかり移動しつつパスを出すこと。そして最後まで指先をフォロースルーを忘れなように相手がとりやすい丁寧なパスを心がけることです。
毎日少しずつでも練習を続けていくことで、腕の筋肉もしだいについてきて結果につながっていくからね!と、アドバイスと練習方法を伝えています。
個人差はあります。最初は悪戦苦闘していましたが、素直に実践していった子供たちは1~2週間後ぐらいで、徐々にスピードが速く、遠くまでパスが届くようになってきました。
まとめ
チェストパスはあらゆるパスの基礎です。正しい姿勢、体重移動、手首のスナップを習慣づければ、誰でも短期間で精度を高めることが出来ます。
私が現役時代から今に至るまで確信しているのは――「パスが上手なプレーヤーは必ずチームの中心を担う」ということ。今日から毎日数分でも構いません。壁当てやペア練を積み重ねてください。1か月後、あなたのパスは仲間を得点へ導く“魔法”に変わっているはずです。楽しみながらスキルを鍛え、チームの軸として輝く存在になりましょう。
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