【ブロックショットの失敗談:焦りすぎた結果…】
6年生のときの大事な試合でのことです。相手のエースがドリブルでこちらに向かってくるのを見て、「絶対に止めてやる!」と気合いを入れてゴール下で待ちかまえていました。
相手がジャンプシュートを打とうとしたその瞬間、私は思いきり跳び上がってブロックにいきましたが手ごたえは……なんとゼロ。ボールにかすりもしませんでした。
実は相手は、ブロックを読んで“ポンプフェイク(シュートのふり)”を使ってきたんです。私はそれに完全に引っかかってジャンプ。空中にいるあいだに、本物のシュートを打たれて、きれいに得点されてしまいました。
コーチからは「ブロックにいく前に、まず“本当に打つかどうか”を見極めること」と言われました。この経験から、「ブロック=飛ぶこと」じゃないと学びました。
それ以来、ジャンプする前に必ず相手の目線や手の動きを観察するように心がけています。むやみに跳ばなくなってからは、ブロックの成功率も上がりましたし、フェイクにも引っかかりにくくなりました。
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体を動かすのが好き
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チームのために我慢強くがんばれる
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相手の動きをよく観察できる
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目立たなくても努力できる
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リバウンドや守備にやりがいを感じられる
- ゴール下でのプレーにワクワク
- 仲間を助けたいという気持ちが強い
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背中を相手に向けてボールを受け、ターンしてシュート
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フェイクを入れて相手を動かし、タイミングをずらしてみよう
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チーム練習で意識的にスクリーンの動きを取り入れる
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味方のために体を張るという意識を持つ
センターというポジションは、華やかな得点シーンで目立つことは少ないかもしれません。ですが、実はチームの勝敗を左右する、とても重要な存在です。
私もこれまで、何度も失敗を経験し、うまくいかずに悔しい思いをしてきました。それでも、仲間と励まし合いながら、地道に練習を続けることで少しずつ前に進むことができました。
「自分には向いていないかも…」と感じるときがあるかもしれません。でも、努力を重ね、工夫を続ければ、必ず成長できます。
センターは、まさにチームの“心臓”です。あなたのひとつひとつのプレーが、仲間を助け、チーム全体を支える力になります。そして、そんな自分のプレーが仲間の笑顔につながったとき、きっとバスケットボールの本当の楽しさを感じられるはずです。
この記事が、センターというポジションに挑戦するあなたの背中を、そっと押す力になれたら嬉しいです。
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